【外用】プラセンタジェルに期待できる美容効果

美容・皮膚疾患

最近、「プラセンタ」ってよく聞くけど、「プラセンタ」とは何なのでしょうか?その美容効果が有名になってきていますが、どのような作用を有しているのでしょうか?「使ってみようかな?」と思っている人から「すでに使っている」という人まで、プラセンタの外用から期待できる美容効果について解説していきます。

この記事を読む前の注意点

本記事は、厚生労働省の個人輸入代行業の指導・取締り等について、遵守し、無承認医薬品の広告を行うものではありません。あくまでも医薬品の事実的な薬理作用、臨床上の役割について記載しているものであり、個人での使用を推奨するものではありません。

(1)顧客を誘引する(顧客の購入意欲を昂進させる)意図はありません。
(2)特定医薬品等の商品名を明らかとはしていません。
(3)一般人が認知できる状態にはなく、専門的知識が必要な記載内容です。

個人輸入代行業の指導・取締り等について|厚生労働省
個人輸入代行業の指導・取締り等についてについて紹介しています。

本記事はあくまでも薬剤師の国家資格をもつ者としての私見であり、身の安全を保証するものではなく、医薬品を使用した際に有害事象が生じた場合には責任を負いかねます。副作用の危険性について理解した上で、医薬品を使用する場合は自己責任での治療を行って下さい。ご心配な方は、医薬品を処方できるクリニックへの受診をお勧めします。

プラセンタとは

プラセンタとは「胎盤」を意味しています。一般的には、哺乳類の胎盤から栄養成分のみを抽出した胎盤エキスをプラセンタと呼びます。胎盤は妊娠時にしか存在しない、母体と胎児を繋いで胎児の生命維持・成長を担う大切な器官です。たった十月十日で、米粒ほどの胎児を3000gほどにまで成長させる力があります。胎盤にはアミノ酸、タンパク質・脂質・糖質の三大栄養素、ビタミン、ミネラル、核酸、ムコ多糖、酵素などの、ありとあらゆる栄養素が豊富に詰まっています。

中でも特に重要なのが、胎盤に含まれる「成長因子(細胞増殖因子)」です。成長因子には細胞を活性化して分化・増殖を促進する作用があり、胎盤特有のものです。細胞の新陳代謝を高めて新しい細胞をどんどん作り出すので、若い細胞が増えていき老化が抑えられる作用が期待できます。

プラセンタの種類 と ヒトプラセンタ

プラセンタは、豚の胎盤由来のプラセンタ、馬の胎盤由来のプラセンタ、人間の胎盤由来のヒトプラセンタなどの種類があります。特にヒトプラセンタは貴重で、プラセンタとしてとても高品質でより高い効果が期待できます。

ヒトプラセンタは国内では医療用成分として承認されており、ヒトプラセンタを含有した「メルスモン」(適応:更年期障害、乳汁分泌不全)や「ラエンネック」(適応:慢性肝疾患における肝機能の改善)という注射が発売されております。

「メルスモン」は更年期障害の治療に用いられますが、美容目的だと自費診療になります。現状、日本国内でヒトプラセンタは、化粧品としては承認されておらず、外用医薬品も開発されていないため、流通はしていません。(※化粧品と外用医薬品は異なります。化粧品は薬理作用を示さないものをさし、外用医薬品は薬理作用を有します。)

国内に以下の様な、プラセンタクリームや内服ゼリーの商品が、「水溶性プラセンタ含有」を称して販売されています。しかし、この製品に含有されているプラセンタがヒト由来なのかその他の哺乳類由来であるのかまでは明らかにされていなかったり、豚プラセンタなどが使われている背景があることには注意して下さい。また、プラセンタを口から服用すれば、「成長因子」等のタンパク質は胃酸で分解してしまうことも理解しておいて下さい。この他にも、プラセンタは哺乳類の胎盤から得られるにも関わらず、「植物性プラセンタ」などを称した製品など、ネット上には多くの怪しい情報や商品が存在することに注意して下さい。

プラセンタジェル(プラセンタ外用)

ここからは実際にプラセンタの外用剤について見ていきましょう。国内には注射剤のヒトプラセンタしか流通していませんが、海外製のヒトプラセンタの外用剤として「プラセンタジェル」が存在します。

プラセンタに期待される作用

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デジタルマイクロスコープによるシミ面積評価
(左:使用前 右:8週連用後)

プラセンタの外用から期待できる美容効果については様々な効果が考えられていますが、未だに全てが解明されているわけではありません。現在では、擦り傷・火傷などの傷跡の治療、アトピー性皮膚炎、美白・美肌(シミニキビ跡などの色素沈着、クレーターを改善する※、毛穴を小さくするなど)、脂漏性皮膚炎、シワ・たるみなどに対するアンチエイジング、寝たきりの方に起こりやすい褥瘡の治療、リストカットの傷跡を薄くするなど、様々な効果が期待されています。

※プラセンタはニキビを治療する目的で使用するのではなく、ニキビ跡などの色素沈着、クレータに使用します。ニキビ治療をお考えの方は下記をご覧下さい。

ニキビ治療について詳しく見る

日本でもその解析は行われており、ヘパリン類似物質及びプラセンタエキスを含む外用剤に関し、30~50代の日本人女性に対して連用試験を行い、その有用性を確認した試験が存在します。結果は、角層水分量の増加及びシミ面積の減少が認められました。さらに、連用により経時的に乾燥の改善肌の明るさを実感する割合が増える傾向が認められました。また、正常ヒト表皮角化細胞を用いた試験においては、プラセンタはヒアルロン酸合成酵素の遺伝子発現を上昇させることによる角層水分量の増加に寄与する可能性が示されました。

以上のように、プラセンタエキスの皮膚に対する有用性が、連用試験及び細胞試験で確認されています。

参考・引用 第37回日本美容皮膚科学会総会・学術大会 大正製薬株式会社

ヘパリン類似物質等の保湿剤について詳しく見る

成長因子

成分紹介:細胞成長因子 – TIENS JAPAN BLOG

修復と増殖

創傷治癒機能の強化も、プラセンタの多様な効果を理解する上で重要な作用となります。傷害部位を修復し、細胞の増殖を適正にコントロールするこの働きは、組織の再生をはかる作用です。これらは、成長因子の1種であるHGF(肝細胞増殖因子)が関与していると考えられています。このHGF は胎盤組織中の含有量は多いのですが、残念ながら現在使われているプラセンタ製剤の中にはほぼ含まれていません。熱にも酸にも弱いHGF は、製剤の工程での加熱や酸処理によってほとんどが分解してしまうのです。

ところが、こうしてでき上がったプラセンタ製剤をひとたび投与すると、あたかもHGF が存在するかのような結果が出るのです。言い換えればHGF の存在を前提にしないと説明できないような効果が、患者さんの上に起こるのです。

この治癒効果を説明することは今後のプラセンタ研究の課題ですが、現段階で言えることは、プラセンタ製剤にHGF が残存していないとしても、体内でHGF をつくらせるような何らかの刺激物質があるのかも知れないということなのです。

増殖と代謝

プラセンタによる疾病の治癒には、細胞の増殖や代謝機能の活性化が大きく作用していると考えられています。その際、治療のためにプラセンタを使ったときの派生効果として現れる若返り効果、いわゆるアンチエイジング作用が人々の関心を呼び、最近は美容面でプラセンタを積極的に使うことが広く行われるようになってきました。

解毒

プラセンタの摂取によって代謝が活発になれば、体内の老廃物や有害物質の排泄がスムーズに行われるようになり、いわゆるデトックス効果を期待することができます。

調節

プラセンタは身体的バランスを健康時の状態に戻すように働くのであるが、これは交感神経や副交感神経の一方的な興奮を鎮めたり、過剰な生理作用を抑えると同時に不足分を持ち上げるように作用し、内分泌の偏りも是正することによって実現することが考えられています。

参考・引用 プラセンタ療法と統合医療 プラセンタ療法実践15 年と今後の展望 吉田 健太郎 M.D.

用法用量

センタサバ(プラセントレックスのジェネリック)を使った感想を正直に言います | 【暮らしの音】kurashi-*note | 更年期障害,  アトピー性皮膚炎, サバ

用法用量は、1日2~3回(朝晩など)、気になる部位に適量を塗布します。プラセンタジェルはジェルタイプなので少量で十分に伸びます。塗布する部位は使用する前によく洗い、水気をよく拭いて清潔な状態にしておいてください。朝の洗顔後やお風呂上がりがタイミング的に最適です。

顔以外にも、首元や胸元、手足など全身に使用することができます。適量を指にとって肌に直接塗布していきますが、円を描くように軽くマッサージしながらジェルを薄く塗り広げていくとより効果的でお勧めです。強く肌を擦るとダメージの原因になるので優しくマッサージしてください。

プラセンタジェルを使用した後に少し肌のつっぱり感が残る方は、ジェルが乾いた後にしっかり保湿してください。肌が乾燥していると肌荒れや老化など肌トラブルが起きやすくなるので、丁寧で徹底した保湿ケアを毎日心がけましょう。保湿クリームで肌に蓋をすることで水分や美容成分を閉じ込め奥まで浸透させる効果があるからです。

〈スキンケアにおけるオススメの使い方〉

洗顔 → 化粧水 → プラセンタジェル → 乳液 などの保湿ケア 

保湿ケアについてはこちらをご覧下さい

プラセンタジェルは美容液の代わり、というよりむしろ美容液を超える美肌効果を持つため他の美容液は特別必要ありませんが、使用を希望する場合はプラセンタジェルを塗布して乾いた後に美容液を塗布する方法をお勧めします。プラセンタジェルをはじめとするプラセンタ製剤は、胎盤を連想するためか一般的に女性に使用されるイメージが強いのですが、もちろん男性でも使用できます。男性もプラセンタジェルを使用することで劇的なアンチエイジング・美肌効果が期待できます。

好転反応

プラセンタジェルの使用を始めてから数日経過すると、人によっては一時的に肌の症状や状態が悪くなることがあります。これは治療の過程で一時的に現れる「好転反応」です。好転反応の時期を終えると、肌の状態は改善してプラセンタジェル使用前よりもどんどん良くなっていきます。2週間以上経過しても改善しない場合は好転反応ではなく肌に合っていない&副作用の可能性が高いので使用を中止してください。

副作用

プラセンタジェルは安全性の高い外用ジェルなので全身的な副作用はほとんどありませんが、肌に合う合わないの個人差があります。プラセンタジェルを使用後に痒み、かぶれ、ただれ、炎症、発疹など何らかの皮膚の異常が現れた場合は使用を中止して、すぐ皮膚科を受診してください。また、どの医薬品、化粧品、食品であっても生じる危険性がわずかにある、重篤なアレルギー反応のアナフィラキシーショックには、念のため注意してください。呼吸困難、蕁麻疹、唇や喉の腫れなど明らかな身体の異常をきたした際はすぐ受診してください。

病原体やウイルスの感染の有無など不安に思う方もいらっしゃるかと思いますが、本サイト(ボアーファーマシー)でご紹介しているプラセンタジェルは、世界で公に流通しているヒトプラセンタ製剤であり、厳重な製造基準や管理下において有効成分以外は完全に滅菌除去されている高品質な製品です。感染症などの報告は過去になく、安全性は非常に高いです。安心してご使用頂けます。

効果を最大化するために

効果を最大限発揮させたいのであれば、毎日スキンケアの一環として継続してプラセンタジェルを使用しましょう。継続的に使用することで、プラセンタの細胞再生力により化粧品でのスキンケアを上回る美肌効果があると言われています。その他、美肌やアンチエイジングのためにはプラセンタジェルの他に普段の生活習慣も意識するよう心がけてください。

プラセンタジェルを購入する方法

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ヒトプラセンタの外用は、日本国内では、医療用も含めて販売がないのが現状です。しかし、海外ではインドなど人口増加が激しい国から、「プラセンタジェル」という名称で、全世界に流通が伸びています。その流通網は日本にも繋がっており、日本国内からもネット購入が可能です。購入できるプラセンタジェルは大きく2種類存在しており、「プラセントレックス」と「センタサバ」になります。これらをネット購入した場合は、日本の美容クリニックで処方される費用に比べて、10分の1程度の費用で使用することができます。

日本の一部の美容クリニックではプラセンタ注射や服用するプラセンタを海外から取り寄せて販売している場合がありますが、全体的に高価です。美容クリニックからプラセンタを購入するのにかかるコストは、プラセンタ注射の10回分1セットの価格 28,000~35,000円、服用するプラセンタの価 18,000~30,000円程度となっており、クリニックによっては更に高価となります。

プラセンタジェルを個人で購入するための海外医薬品通販サイト まとめ

プラセンタジェルを個人で購入するための主な海外医薬品通販サイトは、以下の通りです。

ユニドラ お薬の総合通販

くすりエクスプレス

・ベストケンコー

ここで記載しているサイトは、どこで購入しても問題ありませんが、扱っている規格や値段、配達速度などが異なるため、自分で納得するサイトをご利用下さい。オオサカ堂等のサイトについては、安全性の面から記載しておりません。

※新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、配送の遅延の可能性があります。

ユニドラ 

ユニドラは比較的新しい海外医薬品通販サイトです。流通ルートは他のサイトと大きな違いはありませんが、サイト自体の使用が若者向けに、使いやすいフォーマットになっており、女性のユーザーが比較的多いことも特徴の1つです。プラセンタジェルに関しては、他の2サイトに比べて安く購入することができます

くすりエクスプレス

シンガポールにある老舗の医薬品個人輸入代行ストアで、2010年の開店からの実績を誇ります。カスタマーサポートは日本人のみ、ストアの運営も日本人をメインで行なわれています。こちらもプラセンタジェルが取りそろえられています。

ベストケンコー

代表的な海外医薬品通販サイトの一つです。サイトも他と比べて最も使用しやすい様式になっています。取り扱いのある医薬品の種類が最も多いのも特徴です。

購入可能なプラセンタジェルの一覧

プラセントレックス(プラセンタジェル)

値段(1箱1チューブあたり)※:約530~2300円(ユニドラ)
有効成分:ヒトプラセンタ含有量0.1グラム
内容量:20g/本
※料金は1~20箱(1箱チューブ1本入り)で一度に購入する数量により、1箱(1チューブ)あたりの料金が変動します。各ページをご覧下さい。

プラセントレックスは、海外ではニキビ跡や火傷の傷跡の治療などの目的で使用されているだけでなく、シミやそばかす、たるみ改善などの美容目的で幅広く使用されています。 インドのアルバート・デイビット(Albert David)社によって開発されたジェルです。累計販売個数50万本を超えている成績があります。

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センタサバ(プラセンタジェル)

値段(1箱1チューブあたり)※:約440~1990円(ユニドラ)
有効成分:ヒトプラセンタ含有量0.1グラム
内容量:20g/本
※料金は1~20箱(1箱チューブ1本入り)で一度に購入する数量により、1箱(1チューブ)あたりの料金が変動します。各ページをご覧下さい。

センタサバは、プラセントレックスのジェネリック医薬品になります。有効成分はプラセントレックスと全く同じであり、人間由来のプラセンタ(ヒトプラセンタ)を配合した外用美容ジェルです。「プラセントレックス」のジェネリック医薬品として、最近発売された新しい商品のため、値段もプラセントレックスに比べて安価となっており、より購入しやすくなっています。(含有されている有効成分であるヒトプラセンタは全く同じであるため、センタサバ・プラセントレックスのどちらを選択したとしても効果に差はありません。お好きな方をご使用下さい。)センタサバもプラセントレックス同様に、インドの大手製薬SAVAが製造販売しており、日本では流通していませんが多くの国に輸出されています。

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プラセンタジェル製品 一覧

製品名 販売サイト 料金 包装
プラセントレックス 約530~2300円
(ユニドラ)
1箱チューブ
1本入り
センタサバ 約440~1990円
(ユニドラ)
1箱チューブ
1本入り

※料金は1~20箱(1箱チューブ1本入り)で一度に購入する数量により、1箱(1チューブ)あたりの料金が変動します。各ページをご覧下さい。

コメント

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