新型コロナウイルスワクチン接種後の解熱鎮痛剤の選び方と入手方法【まとめ】

感染症

皆さんは新型コロナウイルスワクチンは、もう接種されましたでしょうか?2021年に入ってから、医療職種から一般市民の方々まで、新型コロナウイルスワクチンの接種が広まり始めました。
それに伴い、新型コロナウイルスワクチン接種後に発熱、倦怠感など、主要な副反応が相次いで報告されるようになりました。これは1回目の接種に比べて、2回目の接種で好発することが報告されています。最近ではワクチン摂取後の発熱や頭痛に対して、アセトアミノフェンなどが処方されることも増えてきており、市販薬も含めてアセトアミノフェンの急激な需要増加に伴い、供給が行き届かない状況も浮き彫りとなってきました。それでは、ワクチン接種後に使用する解熱鎮痛剤はどのような薬剤が良いのでしょうか。本記事では、新型コロナウイルスワクチン接種後の解熱鎮痛剤の選び方と入手方法をまとめて紹介して行きたいと思います。

●新型コロナウイルスワクチン接種後の副反応

今回のテーマ「予防接種」

主に37.5℃以上の発熱が4割弱、摂取部位疼痛が9割弱、頭痛が5割強で生じることが報告されています。これは新型コロナウイルスワクチンの2回目摂取後の副反応の症状別発現率です。それは「新型コロナウイルスワクチンの投与開始初期の重点的調査(コホート調査)」の中間報告で示されれたもので、我が国でコミナティ筋注(一般名:コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン[SARS-CoV-2])を先行摂取した約2万人の医療従事者を対象としたデータになります。

ワクチン副反応・接種2回目が強くでる

 

副反応・発熱の場合

(引用:朝日新聞 ワクチン接種Q&A ワクチンの副反応、国内の状況は?)

このように、新型コロナウイルスワクチンは、摂取後の副反応が多く発現することが分かっています。職域摂取などで使われ始めたCOVID-19ワクチン モデルナ筋注(一般名:コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン[SARS-CoV-2])についても、国内治験などで同様の傾向が示されています。これらの症状に対して、厚生労働省では解熱鎮痛剤の使用を推奨していますが、同薬を巡って、臨床ではその急激な需要の増加に伴う、供給不足が問題視されています。 

●解熱剤はどれがいい?

特集 | 店頭では一部欠品も…ワクチン接種後の副反応時に使える『解熱鎮痛薬』国が示した3つの成分とその「違い」

アセトアミノフェンでないといけないのか?新型コロナウイルスワクチンの一般市民への摂取が開始され始めてから、アセトアミノフェン製剤のOTC医薬品の需要が著しく増加しています。OTC医薬品のタイレノールA(成分:アセトアミノフェン)(第2類医薬品)もその需要が急増しており、供給不足に陥っている製品の1つになります。主に購入しているのは、新型コロナウイルスワクチンの接種予定がある高齢者や企業での職域接種を予定している企業勤務者で、発熱などの副反応の発現に備えて購入されている方々が急増しているようです。 ワクチン接種後には発熱などの副反応が起こりやすく、その対応としてアセトアミノフェンの服用を進めるような報道があったことが ‘’アセトアミノフェン人気‘’ の一因となってしまっているようです。Twitterやネット記事でもアセトアミノフェン押しのロキソプロフェンなどを使用しないように!と言った記事も乱立しているようです。新型コロナウイルスワクチン感染症(COVID-19)と解熱鎮痛剤を巡っては、流行が始まった当初、罹患時にイブプロフェンなどの非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)を使用すると悪化するとの仮説が示されました。ただし、これには何の根拠もなく、その関連性についても結論は出ておらず、しかも今回注目されているワクチン接種後の発熱とは全く別の話になっているのです。しかし両者が混同され、NSAIDs回避の理由の1つになっているようです。 また、新型コロナウイルスワクチンについては、解熱鎮痛剤の抗炎症作用によって抗体の産生が抑制される可能性の指摘されており、抗炎症作用を有さないアセトアミノフェンの方が良いと考える方もいるようです。しかし、この点についても実際の効果に対する影響は一切明らかとなっておらず、根拠のない状況となっています。ちなみに、免疫抑制剤等の新型コロナウイルスに対する免疫抗体を形成するための機構を阻害するような薬剤を服用している患者への新型コロナウイルスワクチンの接種について論じたページなどもございますので、ご興味のある方はご覧下さい。

 ●リウマチ患者における新型コロナウイルス(COVID-19)・ワクチン接種について
https://www.ryumachi-jp.com/information/medical/covid-19/ 

●コロナワクチンと免疫抑制薬
https://www.tsukiji-irc.jp/knowledge-of-treatment/about-treatment/corona-vaccine/ 

米国疾病予防管理センター(CDC)では、ワクチン接種後の局所症状や全身症状の治療についてはアセトアミノフェンまたはNSAIDsを推奨しています。厚生労働省も、改めてウェブサイト上で一般に向けて、ワクチン接種後の発熱や痛みに対して「解熱鎮痛薬を服用される場合、アセトアミノフェンだけでなく、イブプロフェンやロキソプロフェンなどもお使い頂けます!」とアナウンスしています。 解熱鎮痛剤の購入希望者で「普段、ロキソプロフェンを服用しているが、アセトアミノフェンでないとだめなのか?」そんな疑問をもつ人々もこのネット社会で情報が錯綜している中では多く存在しています。もちろん、患者状態(腎機能障害時、胃十二指腸潰瘍治療中等)、安全面からアセトアミノフェンを選択すべきケースはありますが、ワクチン接種後の発熱などに用いるのであれば、必ずしもアセトアミノフェンである必要はないと正しく、情報提供する必要があります。 

●解熱鎮痛剤の服用タイミング

CDCでは、症状が発現する前に予防的に服用することは、理論的には新型コロナウイルスワクチン誘発性の抗体反応に影響する可能性があるため、推奨はしていません。解熱鎮痛剤の購入者には、症状発現前には服用しないようにすることが大切でしょう。 服用するのは、あくまでも発熱や頭痛などの症状が発生したその時です。

●解熱鎮痛剤の購入について

タイレノールなどのアセトアミノフェン製剤やイブプロフェンを含む解熱鎮痛剤も現在なかなか入手できない現状があったりする状況ですが、本ページでは購入可能な海外医薬品流通ルートの製品を紹介致します。どれも国内の製剤と有効成分は全く同じですので、安心して使用が可能です。保険の加入状況にもよりますが、中には下記のページから購入頂いた方が、医療機関に受診したり、ドラッグストアで購入するよりも安価に入手ことができる場合があります。

クロシンアドバンス(アセトアミノフェン)

つらい痛みにすぐ効く、即効型の解熱鎮痛薬です。筋肉痛、関節痛、歯の痛みを緩和します。タイレノール、カロナール、パラセタモール等の商品名で知られています。抗炎症作用を有さないことから、ワクチン接種後の免疫獲得を妨げにくいのではないかと考えられています。最近では新型コロナウイルスワクチン接種後の解熱鎮痛薬としても注目されています。

成分・含量:アセトアミノフェン500mg
包装:20錠/箱
用法:発熱や頭痛等の痛みがある時に1錠(500mg)を内服する。
   連続で服用する際は、4〜6時間以上空けてから服用してください。

ユニドラで
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ベストケンコーで
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くすりエクスプレスで
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ブルフェン(イブプロフェン)

発熱、頭痛や生理痛など様々な痛みの治療に使用されている解熱鎮痛薬イブプロフェンを配合した製剤です。日本で一般的に知られているロキソプロフェンと同系統の薬剤であり、即効性もあり、アセトアミノフェンと異なり抗炎症作用を有しています(アセトアミノフェンは抗炎症反応が弱い薬剤となっています)。先発品として世界中で承認・販売されており、日本でも多くの医療機関で痛みや腫れ、発熱を抑えるために処方されています。最近では新型コロナウイルスワクチン接種後の解熱鎮痛薬としても注目されています。

成分・含量:アセトアミノフェン200mg
包装:30錠/箱
用法:発熱や頭痛等の痛みがある時に1錠(200mg)を内服する。
   連続で服用する際は、4〜6時間以上空けてから服用してください。

ベストケンコーで
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くすりエクスプレスで
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※現在、ユニドラからも購入可能となっています。

まとめ

新型コロナウイルスワクチン接種後に発熱、倦怠感など、主要な副反応が相次いで報告されるようになりましたが、どれもほとんどが一過性であり、恐れるに足りません。ぜひ早期の接種を心がけて頂ければと思います。発熱や頭痛等の症状には上記のアセトアミノフェン製剤やイブプロフェン製剤など、入手可能なものもありますので、これから接種を予定されている方はぜひ、購入をご検討下さい。

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